私たちについて

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代表メッセージ

資源の循環を生み出し現場をうごかす“静脈”になる。

東日本大震災と原発事故の発生から十数年。日々一歩ずつ、変化と進化のあゆみを進めてきたふくしまでは、浜通りを中心に、たくさんの“創造”がひろがってきています。あたらしい道、住まい、商業施設、学校、研究所。こうした暮らしのインフラを築く土木・建設工事は、人の身体でいう動脈の役割に例えることができます。では、静脈はどうでしょうか。道路や建造物をつくる前後に生まれる「建設発生土」のリサイクルが、地域の基盤づくりにおける静脈の役割ではないかと、私たちは考えています。「建設発生土」は、廃棄物ではなく資源。適切に再生処理を行いストックしておくことで、地域の新たな“創造”に活用できる資源となり、さらには工事にともなう自然環境への負荷を減らし、限りある資源を守ることにもつながります。

地元・福島の地で、50年近くにわたり建設・土木工事の現場に関わり続けてきた「GENXグループ」。インフラ工事における静脈の役割を担い、地域の復興・再生のギアをあげる取り組みとして、「建設発生土」のリサイクル事業に踏み出します。福島県浪江町で事業を営んでいた採石場を2023年に事業譲渡というかたちで引き継ぎ、「GENXリサイクル」として再始動。一年以上かけて、震災・事故の影響で荒地になってしまった場内の整備を進め、2025年春、建設発生土の受け入れやリサイクルに踏み出す環境が整いました。事業再開にあたり、ご理解、ご協力いただいた地域住民の皆様へ、あらためて心より感謝申し上げます。

ふくしま・浪江の豊かな大地を、つぎの世代へ。大切な里山を未来へ守り継ぎたい、「GENXグループ」本氣の挑戦がはじまります。

代表取締役会長 加瀬 元三郎
代表取締役社長 加瀬 公三郎

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