インタビュー サポート(事務)

「ありがとう」からはじまるコミュニケーションで、その人らしく働ける環境を。

本社 経営企画チーム 山崎歩乃佳

「建設機械」という大きな商材を扱う福島建機では、機械を直接お客様にご提案する営業や、修理サービスを行うエンジニアの他に、バックで彼らの仕事を支える存在が欠かせません。今回は本社で営業全般を支える事務として働く山崎さんに、日々の業務内容や仕事に向き合う上で大切にしていること、入社3年目で感じていることなどを伺いました。

——まずはじめに、山崎さんは営業事務ということですが、具体的な仕事内容を教えていただけますか?

山崎:私が配属されている本社・経営企画チームは、それぞれ仕事の役割がまったく違い、採用から、お金に関わる仕事まで幅広いんです。なかでも私は営業事務のような内容で、主に各支店の営業や事務から上がってきた日々の実績を取りまとめ、社内全体に回覧するデータを作成する仕事をしています。具体的には、前日の各支店の販売や、レンタル、サービスエンジニアの工賃の実績がどれくらいあったのかをデータにまとめて、全社に共有する実績作成や、建設機械販売にかかった原価計算、システム上でのお客様情報の登録・管理などが、現在私が主に担当している仕事内容となります。

——日ごとや月ごとの仕事のルーティンは決まっているのですか?

山崎:担当している仕事の範囲が広いこともあり、仕事のスケジュールは日々違っています。ただ一か月の流れで言うと、大きく初旬・中旬・下旬に分けられますね。まず月初めには前月の売上をまとめたり、納品が完了していない案件を確認したりなど、「前の月の処理」がメインとなります。月半ばになると、営業が受注してきた新規案件の対応になりますね。営業の方が機械を受注した時に発生する書類を適切に処理・回覧したり、お客様に販売した機械の最終的な原価と、それによって出た利益を計算したり、機械販売に関する事務的な仕事を私が一括して担当しています。月の下旬に差しかかると販売に関する仕事は落ち着くので、新規のお客様情報の登録や既存のお客様情報の修正、管理をシステム上で行い、次月に備えることが多いです。

——山崎さんは現在入社3年目ということですが、そもそも福島建機への入社動機はどのようなものだったのですか?

山崎:実は正直なことを言うと、私は子供の頃から「これだ!」と強く興味を惹かれるものって、あまりなかったんです。仕事もそうで就職活動の時期を迎えても、どこかピンときていませんでした。何となく友人に誘われて参加した合同説明会ではじめて福島建機を知って、そこで社員さんにインターンシップに誘っていただいたんです。たった3日間でしたが、これが入社を決める大きなきっかけになりましたね。

——インターンシップのどのような経験が志望の決め手になったのですか?

山崎:働くことのイメージや「私は何をしたいんだろう?」という漠然とした不安や疑問のようなものが、インターンシップによってクリアになったことですね。インターン自体は営業同行や事務処理のお手伝いなど「職業体験」といった内容だったのですが、とにかくインターン中はたくさんの社員さんが声をかけてくれて、その温かな雰囲気に触れることで自分が働くイメージを持つことが出来ました。何より事務の先輩社員が言っていた、「私たちの仕事はお客様から直接“ありがとう”と言われることは少ない。だけど巡り巡ってお客様の役に立つことをしている。お客様の“ありがとう”の循環の中に、私たちの仕事があるんだよ」という言葉が心に残って、これが入社の決定打となったんです。

インターンシップでの様子。参加した学生と社員に向けて自己紹介をするワーク。

——福島建機の現場の雰囲気が入社の決め手となったのですね。一方で実際に入社をしてみて、大変だったことや苦労したことなどはありましたか?

山崎:仕事自体は楽しくて、インターンで感じた職場の印象から大きくズレていた、ということもそれほどありません。ただ、今自分の中で課題として感じているのは「意見を言うこと」の難しさでしょうか。元もと私自身、黙々と自分の仕事と向き合うタイプなのですが、福島建機では「あなたはどう思う?」と、意見を求められるシーンが多くあります。そんな時、周りの社員はしっかりと自分の意見を伝えられてるのですが、私は言語化するまでに時間がかかってしまいます。もちろん、何も考えていないわけではないのですが「意見として言葉にすること」は、今とても意識をしていますね。

——先ほどインターン時の先輩社員の“ありがとうの循環”という言葉が印象的だった、というお話がありましたが、やはり「ありがとう」が仕事をする上で山崎さんのモチベーションになっているということでしょうか?

山崎:それはあると思います。入社3年目なので、先輩社員はもちろんですが年次が下の後輩社員も増えてきました。私たちの普段のコミュニケーションって、無意識のうちに「すみません」から始まってしまうことが、意外と多いと思うんです。「すみません、ありがとうございます」のように。でも、感謝の気持ちを表すのに「すみません」は本当は必要ないですよね。純粋に「ありがとう」をダイレクトに伝えて、感謝を伝える。ちょっとしたことかもしれませんが、日々気持ちよく仕事ができるよう、そういった些細なコミュニケーションを大切にしようとは心がけています。

——後輩・先輩問わず「山崎さんは話をかけやすい」と評判だと伺いました。その心がけが周りにも伝わっているということですね。

山崎:そうだと嬉しいですね(笑)。仕事をする上でも、カチカチに緊張しているより、和やかな心持ちでいた方が自分の力を発揮しやすいと思います。そう言った意味で、私は社内においてなるべくフラットに柔和に、身近で気軽に話かけてもらえるような存在でありたいと思っていますね。

——最後に、これから福島建機の仲間になりたい方々へメッセージをお願いします。

山崎:就職活動を控えている学生さんは、ぜひ自分とじっくり向き合う時間をたくさん持って下さい、とお伝えしたいです。「自分って何を大切にしているんだろう」とか「何を目指していきたいか」という自分自身への大きな問いかけって、学生のうちだからこそ出来ることなのだと、私は社会人になってから気づきました。特に福島建機では「こう思う」といった自分の意見を求められるシーンがより多くあると思います。今のうちからしっかり「考えて、伝える」ということに慣れておくことが、きっと社会に出た時の皆さん自身を助けてくれると思います。

本社・経営企画チーム 山崎歩乃佳
福島県いわき市出身。県内の大学卒業後、2020年に新卒採用で入社。本社の経営企画チームに所属し、全社の営業に関わる事務仕事を担う。コツコツと安定した作業ぶりと柔和なコミュニケーション力で、社内では「話しかけやすい」と頼りにされる存在。
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